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INDIA(11)~カルカッタ③
2008-07-20 Sun 09:00
パスポートの盗難届を書いてもらうために、警察に行ったときの話。
僕のアバンギャルドな英語が最もクソの役にも立たないのが、こういうofficialな手続きの時である。
はぁ~めんどくせ。

まぁなんとか一生懸命喋って、書類にいろいろ書いてもらっていた。

すると、すぐ隣の部屋で、貧しそうなおじさんがわぁわぁ大泣きしながら警官に土下座しているのである。
ヒンディー語で喋っているので、事情は全く分からないが。

で・・・。

そのおじさんを警官がボッコボコに殴りまくっているのである。
まじ木刀みたいな太い棒で。
ホントに「おいおい!死んじゃうよ!!」というレベルで。

いち旅行者で、外国人で、事情も全く分からない僕が止めに入るわけにもいかなかったが。

インドの警官は全く信用できない。
下層民は平気で殴るし、賄賂で如何ようにも動く(タイも似たようなもんか・・・)。
日本でも警察の不祥事がしばしば報道されるが、海外を旅すると実感する。
間違いなく日本の警察は世界一だ。

公共施設や銀行の受付も信用できない。
平気でおつりを誤魔化す。
自分の身は自分で守るしかないのだ。

・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。

パラゴンに一週間いたので、いろんな人と仲良くなれた。
パスポートと有り金全部盗まれたなんてマヌケは僕だけだと思っていたのだが、他の旅行者と話していて驚いた。
ここまで「無傷」で(つまり何かしらのトラブルに巻き込まれたことなく)辿り着いた人が一人もいないのである。

事例1。
デリーの空港に到着して、自分の荷物がターンテーブルから出てくるのを待っていると、出て来た荷物はナイフで切り裂かれていて中味がごっそり抜き取られていた

これじゃ、もはや防ぎようがない。
空港の職員がこういうことをやるのである。

事例2。
ユーラシア大陸を横断しようと、現金100万円を携えて旅をしていたカップル。
カルカッタからプリーに向かう列車の中で、同乗の客にチャイを勧められた。
頂いたチャイはもちろん睡眠薬てんこもりで、目が覚めたときには有り金全部消えていた
ズボンの中、靴の中敷きの裏に隠しておいたカネまで持っていかれたとのこと。
(もちろんそんな大金を現金で持ち歩いてる方もかなりバカ)
んで、足止め喰らってパラゴンに滞在。
さらに彼氏の方はへんな高熱を発症して緊急入院。彼女悲惨すぎ。

・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。

何もかもがハチャメチャな国、インド。
あらゆる社会問題の博覧会みたいな国。
が、ここでしか味わえない何かがあるワンダーランド。

退屈な日常に倦んでいるあなたは、ぜひ一度行ってみては?


CCE00000_20090224014928.jpg
    サダルのアクセサリー屋にて。

(おしまい。長々とおつきあいありがとうございました)

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INDIA(10)~光と影
2008-07-19 Sat 06:26
とにかくヒマなのである。
どこに行くカネもない。ただパスポートが再発給されるまでの一週間を余分に与えられたわけであるから。

毎日サダル周辺をブラブラする、そんな日が続いた。

サダルには物乞いが多い。世界中からバックパッカーが集まる場所なので、それをあてにして物乞いが集まるのである。

一番印象的だったのは、両腕の、肩から先が全くないおじさん。
不適切な表現かも知れないが、敢えてありのままの状況を伝えるために言うと、こけしのような姿形なのである。
いつも肩掛け鞄のようなものを二つ、左右に袈裟掛けにしている(つまりX字型に)。
引っかかる場所がないから、こうせざるを得ない。

僕が仲良くなった物乞いのおじさんは、両足がない人だった。
その辺の板きれにキャスターを付けただけのスケボーのようなものに乗って、手を使ってずりずりと移動する。

こうして文字にすると地獄絵図のような印象を受けるかも知れないが(そして実際そうなのかも知れないが)、彼らは非常に明るい。

朝起きて、僕がパラゴンから出てくると、いつも「ハロー!リョー!」と挨拶してくる。
んで「バクシーシ(施し)くれ!」とニッコニコで言ってくる。
当時僕は学生だったので、そんなすねかじりの自分が、自分の親ほどの年齢の人にカネを恵んでやることがひどく傲慢なことに思えて、お金の代わりに毎朝食事をごちそうした。

その辺の屋台で適当なもんを買ってきて、両足のないおじさんと座って一緒に食べた。
なんだか日本とは全く別の惑星の出来事のように思えた。

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線路の脇は、びっしりスラムである。

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ガンジス河支流のフーグリー河畔。

CCE00000_20090213061452.jpg

貧しい人たちが、この泥川で洗濯をし、体を洗う。
河岸を歩いていると、焼ける前のお好み焼きみたいなものがあちこちに落ちてる。
近付いて見てみると、人糞なのである(※)。ゲリグソ。
インド人でも下痢してるんだから、そりゃ日本人は腹壊すわけだわい。

    (※)わりとみんな平気で野グソする。物陰に隠れてとかではなく、丸見えの状態で。

・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。

サダル・ストリートから表通りに出ると、そこはチョーロンギー通りという目抜き通りである。
ここは、同じ街とは思えないほど立派な建物が建ち並ぶ。

そして・・・。


銀座かと見まごうような煌びやかなビルの足元に、

あり得ないほど体がねじ曲がってしまった人が、

地べたに虫のように這いつくばって、白目をむいて、

汚い空き缶を前に置いて物乞いをしているのである。



思うのだがー。
例えばアフリカのどっかの国の難民キャンプ。
そこに「悲劇」はないと思うのである。
だって、周りのみんな、みんながみんな貧しいんだもん。
たとえ1円しか持っていなくても、みんな1円しか持っていなかったら、そこに「悲劇」はないと思うのである。

だが、このあまりに豪勢なビルと、この物乞いさんの、絶望的なコントラストはどうだ。
あまりに救いがないではないか。

僕はその光景を目に焼き付けて、その場を去った。

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INDIA(9)~カルカッタ②
2008-07-18 Fri 21:10
よく「毎年海外を一人旅なんてすごいですね。英語ペラペラなんですか?」などと訊かれるんですが、僕の英語力は、たとえば宿のスタッフと、

「あのあの、マイルームでアクシデントハップンハップン」

みたいな感じです。
ちなみに高学歴です。

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インド旅行記には必ずと言っていいほど名前が出てくる、サダルストリートのPARAGON。
『地球の歩き方』によると、

70年代から多くのバックパッカーたちがここに宿泊したという宿。ドミトリーはいつも長期旅行者で賑わっている。
ドミは清潔とは言えないが、ホテル内にテーブルなどが何カ所か設置されており、皆が楽しく交流できる感じ。



とりあえず僕が泊まった部屋はですね・・・。

CCE00000_20090127210318.jpg

日本の刑務所の方がマシなのは確実。

このベッドで寝て、朝起きたら、へんな虫がいっぱい死んでた。
寝返り打ったときに潰したらしい。
アヒンサー(不殺生)の国でジェノサイドかましてしもうた。許してガンジー。





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まぁ「伝説の宿」は言い過ぎなのであって、要するに普通の小汚い宿なんである。
サダルにしてもただの裏路地だし。

CCE00001_20090127210608.jpg
  (※)この人は物乞いじゃなくてサドゥーです。

ただ、所謂「インド」が凝縮された空間なのだ。
汚くて、超適当で、でもなんか居心地がよくて。

適度に欧米人もいて、日本人にしてもただの学生から謎の主婦、絶対に社会復帰できそうにない人、草キメてトンじゃってる人など、いろいろいる。
サダルを夜歩いていると、大袈裟に言うと5m歩くごとに、売人や女郎小屋の客引きが声かけてくる感じ。

 「ハシシ~、マリファナ~、ヤスイヨ~」
 「オンナ、オンナ、カワイイヨ、ダイジョーブ」

絶対大丈夫じゃないと思う、と俺のオティンティンがつぶやきました(※)

パスポート盗まれたお陰で当然帰国便はパーになったし、再発給待ちで一週間足止めを食うことになったが、却ってそれが良かったと思うんである。
初めての海外旅行ということで、デリーからカルカッタまで十日で移動という相当無茶なスケジュールを組んでしまい、結局何も見ていなかったような気がする。
インドと日本の地図を同縮尺で並べてみるといい。インドが如何に大きいかよく分かる。

歩を止めることで、初めて見えてくるものが沢山ある。

    (※)ちなみにわたくし毎年アジアを旅していますが、薬と女は絶対に手を出さないことに決めている。
      「当たり前だろ!」と思うかも知れないが、それが当たり前じゃないのがアジアのバックパッカー。

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INDIA(8)~カルカッタ①
2008-07-17 Thu 22:25
無一文。
無一文である。
無一文のまま、カルカッタのハウラー駅に到着。

あぁ、空が青い。

無一文というのは、「カネが全てのインドでは、おまえ最弱ですから」という意味である。
そしてパスポートを持ってない外国人なんてのは死んでいるのと同じ事である。
早急に再発給手続きをしなければならないのだが、そもそもハウラー駅から日本総領事館まで行くカネがない。

しょうがないから、カネに換えられそうなもんがないか、リュックの中を物色してみた。

 ○タオル       → 金銭価値0Rs(推定)
 ○トイレットペーパー → 0Rs
 ○飲みかけのコーラ  → 0Rs
 ○正露丸       → 10Rsくらい?
 ○おれのパンティー  → 0Rs

なにこのクソみたいなリュック。
どこかにブルセラショップはありませんか。
すじうんこ付きの方が高く売れますか。

と思ってたら、デリーで買ったドライヤーがあった。
その辺の理髪店に飛び込んで、売りつけてみる。

「ねぇねぇ、このドライヤーいらない?」
「いいよ。くれ」


こうして小銭ゲットォォォ!!

大文字にしたのは、その時の僕の喜びの大きさを表現するためである。


適当にリクシャーを捕まえて、総領事館へ。
てめぇ、今ボッたら殺すぞマジで。って朝青龍が言ってました。


・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。


総領事館に着いて、いろいろ手続きをした。
パスポートのコピーで身元を証明し(ホントは証明にならないのだが、ないよりマシ)、
警察に行って盗難届を書いてもらい(これについては後述)、
日本にいるママンに電話して、東京三菱銀行カルカッタ支店に送金してもらうことになった。

ママンの反応。

僕「あ、もしもしママン?僕りょうだけど、インドで有り金ぜんぶ盗まれちゃった。てへ」
母「;lだskzkmだごう36lxrzぃmdryき。xyぉ・rskじゃ!!!!!!」

ママンには、どんな時にも動じない強い精神力を持って欲しい。

総領事館の人とママンに話をしてもらい、とりあえず信用してもらって、日本から送兇譴襪泙任凌?屐∩輓了曚?蕕?發鯊澆靴討發蕕辰拭?
いくらぐらいだったかな?とにかく必要最低限ギリギリの金額。

もちろん観光なんて出来ない。
宿もボロにしか泊まれない。

目指すは、「伝説の日本人宿」ホテルPARAGON。

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INDIA(7)~バラナシ②
2008-07-16 Wed 08:32
バラナシといえば、何と言ってもガンガーと火葬場が有名なんですが、街自体も結構面白いんである。
まさに文字通り「迷宮」。
細い路地が迷路のように入り組み、無数のショップが密集する。
一度その店を離れると、再びそこを訪れるのは結構難しい。

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この店の蝋染めは本当に素晴らしく、何度も訪れた。

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街全体がマニュファクチュアのメッカというかんじで、ありとあらゆるものを作っている彼らの生活が垣間見られる。

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・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。

さて、いよいよ最終地カルカッタへは寝台列車で(←超ボロ)。
明日カルカッタから日本へ発つ。


・・・はずだったんです。


インド最終日ということで、それまで張りつめていたものが緩んだんだろう。
列車内で発車待ちをしていると、わりと身なりのきちんとした、お金持ってそうなインド人が話しかけてきた。
5秒ほど話した。

そして後ろを振り返ると、





ウエストポーチが、ない。





イコール





その中に入れていた財布も、パスポートも、ない。











・・・。




















こんなわけわかんない国で無一文になっちゃったよ!


助けてパーパ、マーマ!!

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INDIA(6)~バラナシ①
2008-07-15 Tue 23:39
二岡が火だるまである。

世界の王貞治先生のコメント。


「プロ野球選手が9800円のところに行く

 のはいかんわな」



そこですか。

二岡が出場した二軍戦でも、スタンドから
「きゅうせんはっぴゃくえ~ん!!」
「ごたんだ~!!」

などの野次が飛び交っているらしい。悲惨。

チームメイトにも白い目で見られる始末。

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「プ 9800円だってよ・・・」

まぁ今度は12000円の部屋に泊まれるように頑張れ。

・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。

バラナシ。言わずと知れた、インドが最も凝縮された街。
インド全土から死を目前に控えた人々、そして遺体が、聖河ガンガー(ガンジス川)に還るべく集まってくる。
河岸のガートからは遺体を荼毘に付す煙が絶えることはない。恐らく世界で最も「死」が日常に溶け込んでいる街ではないだろうか。

ヒンズー教徒にとって、聖河ガンガーに還ることは最上の喜びだという。
よってヒンズー教徒は墓を持たない。
この「奇習」を見物しに世界中から旅行者が訪れる。
が、葬儀から墓地に至るまでコース化され、ビジネスシステムに組み込まれ、やれ土地がないの墓地が高騰したのと大騒ぎする我々と引き比べ、「奇妙」なのは一体どちらか。

僕が死んだら、僕の骨壺には愛犬の遺骨を混ぜてもらう。これだけは絶対にやってもらう。
そんなもの人間の墓には入れられないと言うのなら、入れてくれなくて結構だ。
どこへなりと散骨してもらいたい。

・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。

夜明けとともに鐘が鳴る。人々が一斉にガンガーへ向かう。

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沐浴の風景。

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人々は聖河の水で体を浄め、口をすすぎ、祈りを捧げる。
しかしガンガーは世界に名だたるUNCO RIVER。
インド中の死体と、屎尿と、生活排水が総て綯い交ぜになったこの河で、日本人が同じ事をやると、かなり高い確率で大変なことになる。

・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。

この頃になるとだいぶインドにも慣れ、食べ物もどんどんヤバそうなものに手を出すようになっていたが、ここバラナシでとうとう腹をこわした。
ガンガー沿いの食堂は、ヘタすりゃガンガーの水で食器を洗っているんである。当たらない方がおかしい。

といっても食べ物はカレーばっかり。飲み物はチャイばっかり。
チャイは土でできた素焼きの椀に入れてくれる。1ルピー。
みんな飲み終わるとその辺に椀をポイポイ捨てる。すると割れて土に帰る。

カレーはバナナの葉の上に盛ってくれる。
これもその辺に捨てとけば、ノラ牛さんやノラ豚さんが食って片付けてくれる。
一食いくらくらいだったかな・・・。忘れたけど100円しなかったような。

宿もボロ宿ばかりだったので一泊2~300円くらいだったか。
9800円の二岡には上を向いて欲しい。

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INDIA(5)~アーグラー
2008-07-11 Fri 06:50
ジャイプルから鉄道で移動。

CIMG3321.jpg
(神様、おれに絵の才能をありがとう)

インドと言えばノラ牛だが(※)、駅のホームでうしさんが寝ているのには感動した。

    (※)正確には、ちゃんと持ち主がいるらしく、要するに街なかで放牧しているらしい。

駅のホームは牛やら犬やらネズミやらの動物たちと、沢山の荷物と、(明らかに怪しい人も含め)人間でゴチャゴチャになっており、ちょっとしたカオスなんである。
列車も当時は3~4時間遅れがあたりまえ。

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インドの人たちはあまり写真を撮られることに抵抗はないらしく、みんな喜んで笑顔を返してくれるのである。
ただ、どういうわけか、いつも謎の人物がちゃっかり紛れ込んでいたりする。

たとえばこれ。
素敵な笑顔の少年を撮ったつもりなんですが、

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誰?
なんか超真剣なんですけど。シブすぎ。


列車内にて。
素敵なおじさま。

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怖い。

・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。

1.TAJ MAHAL

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アーグラーといったら、何と言ってもここ。
ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが、愛妃ムムターズ・マハルのために建てた墓。

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人間と比べると、その巨大さがよく分かる。

感想もクソもない、ただただ言葉を失うばかりの圧倒的な存在感。
砂礫と砂埃と人糞牛糞にまみれたインドの大地に屹立する、人為の粋を集めた総大理石の巨大墓廟。そのあまりのコントラストは、美に対する感嘆よりも、不条理さへの強烈な違和感を先行させる。
ここに立つと、人間の妄念の限り無さに薄ら寒さすら感じるのだ。


2.AGRA FORT

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そしてタージの西北西約2kmに、シャー・ジャハーンが幽閉されたアーグラー城がある。
シャー・ジャハーンは息子に帝位を奪われ、ここからタージを見やりながら七年後に死去。

・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。

いろいろ細かいトラブルはあったが、ここまでは「単なる名所巡り」だったのかも知れない。
本当のインドの洗礼を受けるのは、むしろこのあとだったのだ。

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肉付きの面
2008-07-06 Sun 21:50
学生時代から今の仕事をやる前まで、それはそれはいろんなバイトをやった。
東大生にとって塾講師や家庭教師は「高く買ってもらえるおいしいバイト」であるから、周りの友達は塾講師や家庭教師をやるやつが多かったが、僕はそれだけは避けて工事現場やキャバクラで働いた。

理由。
子供が嫌いだから(笑)。

26歳の時、金に困ってやむにやまれず塾講師のバイトを始めた。
地元の中学生相手の小さな塾。
単なる「割のいいバイト」のはずだった。

当時の僕には、絶対に譲れない「夢」があった。
だから「講師」はあくまで「仮面」でなくてはならなかった。
ところが「仮であるが故の純粋さ」というのが逆説的に存在するのもまた事実であり、いつしか「仮面」は、僕のアイデンティティに根を張った。

・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。

三年目に教室長が変わった。

今までの人生で五本の指に入る糞な奴だった。
僕は連日連夜、教室長と大ゲンカした。

四年目でもはや我慢できなくなった。

それでも、生徒にその空気を察知されることだけは絶対に避けた。
恐らくこれに勘づいた生徒は一人もいまい。

僕はこの一年、自分の総てのエネルギーを生徒に注いだ。
そして中三全員の結果を見届けて、彼らを送り出すと同時に職場を去った。

きっと彼らは楽しい思い出だけを抱いて巣立っていってくれたはずだ。
彼らのことを思い出すと、今でも心が安らぐ。

そして僕は予備校講師になった。

・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。

僕は個人事業主だ。
個人として、一人の人間として発言する。


あなたとは個人的に付き合いがあった。
だからあなたの能力の高さもよく知っている。
そしてあなたの裏の顔も知っている。

あなたが裏で生徒をどう言っていたかも知っている。


あなたが総てを放り出したあと、完全アウェーの逆風を承知の上で、それでもなお、あなたの代わりに教壇に立った先生がいる。
問いたい。真の「勇者」はどちらだ。

あなたは総てを放り出したあとも、ねちねちと疑心暗鬼が跋扈するような卑劣な毒ガスをばら撒き続けている。
いつも真摯に仕事をして下さっている、何の罪もない職員の方やアルバイト諸君までもが、謂われのない泥を浴びせられている。
僕はあなたの裏の顔を知っていると同時に、彼らの真摯な仕事ぶりも知っている。

普通、あれだけの裏切り行為をしたら、総ての信頼を失って当然だ。
にも関わらず、あなたはいまだ沢山の生徒の支持を得ている。

これはすごいことだ。純粋に頭が下がる。
僕には絶対に出来ないことだ。

しかし、なればこそー、
それだけの影響力を持つ人間としての身の処し方というものがあるだろう。
あなたのくだらぬ私怨のために、沢山の無辜の人たちが煮え湯を飲まされている。

あなたに良心の欠片でもあるのなら、せめて子供を巻き添えにするな。
あなたの浅薄な自己正当化に振り回されるその一分一秒が、受験生としての彼らの命を確実に殺いでいることに気付いて欲しい。
これ以上、子供を「人間の盾」にするな。
一人で闘えないやつは「勇者」じゃない。


なぁ。

俺はあいつらが不憫でならねェぞ。


(この記事に関するコメントは一切受け付けない)

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INDIA(4)~ジャイプル
2008-07-04 Fri 22:31
デリーから西へ。
高速バスで6時間、砂漠の国ラジャスタン州の州都ジャイプルへ。
悪路を猛スピードでかっとばす。
途中、大型トラックが道路の真ん中で横転しているのを何度か見かけた。
インドらしいと思ったのは、運転手が横倒しになったトラックの横で平気な顔でタバコふかしていたりする。

もうちょっと慌てろよ(笑)。

・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。

ジャイプルは、ピンクシティと呼ばれる美しい街だ。
旧市街の街並みがピンクで統一されており、とてもかわいらしい。

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僕が着いた時はたまたま雨だった。
街なかを普通に象やラクダが闊歩する。

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ジャイプル近郊のガルタへ。サルが沢山いることから、通称モンキーテンプル。

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山肌を蛇のように這う石畳の道を登る。

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もちろんサルもいるが、

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ヤギの群れに遭遇。

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山頂からの風景。

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谷間に沐浴場がある。

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どこに行っても騒がしいインドにあって、ここだけはふっと吸い込まれそうな包容感があった。
時間が溶け込んでいくような感覚、空気の呼吸を感じた。

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INDIA(3)~デリー
2008-07-01 Tue 03:16
CCE00000.jpg

インドはとにかく人が多い。

そして、タイやベトナムの場合は10人に1人くらいいる悪い人に気をつけながら旅をしなければいけないのだが、インドの場合10人中9人くらいは嘘つきだと思った方がよい(※)
とりわけデリーはまさに「魔都」。
そういう心積もりでいなければ、必ず彼らの餌食になる。

    (※)「お前にインドの何が分かる!」「統計取ったんか!」とかいう、インド・フリークの方の反論は不要。あくまで防げる被害を防ぐための「心掛け」として言っている。そして、「10人に1人」の素晴らしい出逢いに対して扉を開けておく必要性もふまえて言っている。

地図を見ているとすぐに周りに人だかりができる。
そして道を訊くと、10人が一斉にバラバラの方向を指さす(笑)。

リクシャーに乗ると、まず目的地に素直に行くことはない。
旅行者に土地勘がないのをいいことに、散々迂回して遠くに見せかけ、高いカネをせびろうとする。
僕は必ず腕時計にコンパスを付けているので、それがぐる~っと360°回る(笑)。
目的地に着いてカネを要求されたら、「おまえ迂回しただろ。コンパス付けてるから分かるんじゃこのカレー星人!!」と言って乗り捨てる。

どこに行っても客引きがまとわりつく。そのしつこさは他の国の比ではない。
「僕のことは信用してよ。ホラ、日本人に推薦状を書いてもらったんだ!」と言ってくる。
その「推薦状」とやらを見てみると、「こいつ嘘つきですから絶対信用しちゃ駄目ですよ。宝石屋に連れて行かれて、クソ石を十倍の値段で買わされます」とか書いてある。日本語で(笑)。

ウンコ靴磨きというのがいる。
よそ見していると、その隙に人の靴にウンコをのっけて、
「ミスター!靴にウンコが付いているよ。私が磨いてあげよう」とか言ってくる。

アホすぎる。おもろい。
とにかくトラブルがない日が一日もない。

・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。・:*:・゜☆,。・:*:・゜。・:*:・゜☆,。

「どうしてわざわざそんな国に行くんだ」とよく言われる。
「イライラしに行くようなもんじゃないか」と。

確かに、タイ人のような優しさや人懐っこさもなければ、ベトナム人のような真っ向勝負の闘争心も、カンボジア人のような素朴さもない。

いい加減で姑息で嘘つきでカネに汚い。

だが、この国に降り立つと、「生きる」ということをまざまざと見せつけられるのだ。
性善説とか性悪説とか、そういうどうでもいい次元の話ではなく、人間の「本性」を見せつけられる思いがするのだ。

本来「生きる」とは「殺し合い」だ。
僕らは毎日、無数の動物を殺し、それで糧を得て生きている。
そのプロセスの穢い部分だけを他人に委託し、綺麗にパッケージされた食品をスーパーで買ってきて、安全地帯で聖人君子面をして生きている。

それを彼らは、ちゃんと自分の手で行っているのだ。

「現地の人との温かい触れ合いが旅の醍醐味だ」とよく言うけれど、インドでそれは通用しない。
そんな気持ちで行っても、彼らのいい餌食になるだけだ。
インドには「戦争」をしに行くのだ。
僕の財布が「領土」である。

毎日腹が立つことばかりのインド。
なのにまた行きたくなるインド。

早く行きたいな。

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