近親憎悪(2)
2009-01-06 Tue 00:06
24歳の時に、本気で音楽で身を立てようと決め、アカデミックな世界と訣別した。
教務課に退学届を出した時の気分は今でもよく思い出すが、ちょっと言葉には出来そうにない。

中学時代から憧れていたベーシストに奉公したくて音楽学校に入った。
正直自分の「技術」には自信があった。俺がプロになれない訳はないと。
チャンスらしいチャンスも、何度かあった。
しかし、全てものに出来なかった。
全ては自分の「甘え」に依るものだ。自分から放棄したと言ってよい。

「慢心」。その一言に尽きる。

その時の仲間でプロになった奴も結構いるが、全員に共通しているのは、やっぱり「人間性」なんだな。
技術的なことはもとより必要だが、彼らの全てが、周りの人間に対する愛と思いやりと、自分を律する強さと謙虚さを持った奴ばかりだ。例外は無い。

「善人が最後には報われる」とか、そういう陳腐なヒューマニズムを唱える気は更々無いが、こと音楽に関してだけはそれが当て嵌まる。
神様に愛された人間だけが、御褒美を貰えるのだ。

してみると、僕が成功しなかったのも至極当然と頷ける。
音楽的才能については知らんが、人間的才能が僕にはなかった。

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「会社の待遇が気に入らない」とか
「周りがしょうもない奴ばっかりで参る」とか
「私はなんで報われないの。こんなに頑張ってるのに」とか
そういう文言を見ると、吐き気がする。

不幸な奴は、悉く「天罰」なのだ。
環境は己を映す鏡なのだ。

「辛すぎる。もう死んでしまいたい」とか、馬鹿じゃないのと思う。
どうせ死ぬ気もないくせに。本気で死を考えている人間は、絶対に人前でこんなことは言わない。

慰めてもらいたいだけだろうが。ならば素直に「慰めて」と言えばよい。
慰めてもらうことすら「人のせい」か。

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そういうわけであるので、この人が晴れてこういう日の目を見るのは、必然なんである。


 カウントダウンTVを見ていたら、SHINPEIが出ていた。
CIMG3981.jpg

CIMG3989_20090106000102.jpg
 感慨深うぃっしゅ。
 しかし、ギターの弾き方って、何年経っても変わらないもんなのな。


彼はそれに相応しい人間なのだ(彼にとってはスタートラインに立っただけなんだろうけど)。

僕は小さい人間なので、他人の成功には少なからず嫉妬する。
でもこの人だけは心から祝福できる。
そういう人なんだ、彼は。

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小さい人間じゃないよ。
2009-01-07 Wed 23:16 | URL | 非公開 #-[ edit ] | ↑top
先生SHINPEIさんと知り合いなんですか!
最近BREAKERZすごいですよね
2009-01-08 Thu 22:21 | URL | えり #-[ edit ] | ↑top
>>非公開さん

そうですか。
じゃあおれおっきい人。


>>えり

すごいですな。テレビで見まくる。

なおSHINPEIには昔、居酒屋であいつカネ持ってなくて、僕が2000円貸してやったんですが、いまだに返ってこないのは何故。
2009-01-09 Fri 23:52 | URL | りょう #-[ edit ] | ↑top
 
 
 
 
 
 

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