被災動物
2011-10-18 Tue 07:48
震災後、てんでばらばらに勝手なことを言い放題の人間どもを尻目に、ずっと動物たちの行く末を見ている(勿論ネット上で見ているだけなので偉そうなことは言えない)。

だって彼らは喋れないから。

YouTubeなんかをリアルタイムで追い続けていると、初めそれなりに元気だった牛や豚が、徐々にやせ細り、弱っていき、息絶え、腐って朽ちていく様が手に取るようによく分かる。

http://animaldemo.blog.fc2.com/blog-entry-52.html

ガリガリに痩せた母豚が、それでもなお子豚たちにおっぱいをやったりしている。
しばらく後、動画がアップされると、その時にはもうドロドロの腐肉に変わっている。

「犯罪行為」であることを承知で、残された犬や猫にエサをやりに行くボランティアの方がいる。
そういう方々を嘲笑する輩もたくさんいるんだろう。
お前らの方がくたばれば良かったのに、と正直思う。

http://animaldemo.blog.fc2.com/blog-entry-79.html

ニュースでは、飼い主達は口を揃えて言う。
「だってすぐに戻れるって言われたんだもの!」
「家族同然なのに…。心配です」と。
そうやって自分を「被害者」に比定する。
僕には彼らの神経が本当に分からない。

「家族」を、たとえ短時間でも家に残して避難しますか?
たとえば僕なら、原発事故の後にモコとマミを残して自分だけ避難なんて、絶対に絶対に考えられない。

犬連れだと避難所に入れない?
上等である。
野宿、車中泊?
上等である。
それがどうした。

残酷な言い方だけど、あなた達にとって飼い犬や飼い猫はそれだけの存在だったってことだよ。
そういう飼い主を、犬や猫は、命が尽きるその瞬間まで慕って信じて待ち続けるんだよ。

http://animaldemo.blog.fc2.com/blog-entry-45.html

犬や猫を飼ったことのある人間なら、彼らがどれだけ寂しがり屋か、嫌と言うほど知っているだろう。
そういう彼らをひとり家に残して、水もなく、食料もなく。
死ぬに決まっているだろう。

あまりに凄惨すぎる画像なのでもう削除されてしまったが、ある家の飼い猫三匹は、
一匹が、焼き魚のように頭だけ残して残りはきれいに骨だけ。
もう一匹は、内臓の部分だけごっそりなくなっており、
最後の一匹は、普通の状態で死んでいた。

暗い家の中で何が起こっていたか、考えるのもおぞましい。
せめて「家族」同士で殺し合って食い合ったとは考えたくない。
先に餓死した仲間の肉で命を繋いで、飼い主が戻ってきてくれるのをじっと待ち続けていたんだろう。
悲しかっただろうな。悔しかっただろうな。

もしモコとマミがそんなことになったら、と考えると気が変になりそうになる。
こうしてタイプしている間にも涙が出て来る。

震災直後は、ペットレスキューの業者さん達が、あれほどたくさん動いていたじゃないか。
それすら手配することもなく、「家族同然」?

笑わせんな。

そして最後には決まって「クニが悪い」となる。

あのね。
当たり前だけど、国は徹底的に動物より人命優先だよ。
じゃなきゃ、何かあった時、この国の王様である「国民様」に何を言われるか分かったもんじゃないからな。

動物たちを守ってやれるのは、飼い主だけ。
それくらいの覚悟もなくて動物を飼い始めたのか。

彼らを殺したのは、誰だ。


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2011-11-20 Sun 04:07 | | #[ edit ] | ↑top
はじめまして。コメントありがとうございます。
長いこと放置してすみません。ブログ書く気分でもなかったもので。

このエントリーは、極めて残酷なものだと思います。
被災者の傷に塩を塗るものだと思います。

が、自分では間違っていないと思っています。

今も凍えて生きている子たちのために、自分ができることを考えよう。
2011-12-03 Sat 03:42 | URL | うょり #-[ edit ] | ↑top
 
 
 
 
 
 

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